― Double Cross The 3rd Edition ―

クロウリングケイオスの感想

2021/04/29:タイタスのルール変更についてプレイヤーパートとアペンディクスに追記

クロウリングケイオス買いました

EzkdlExVoAE5K4S_v1.png

Amazonが4/27~5/11に届けるって言いながら4/22に届けてくれました。ありがたいです。
三日間読んで以下の質問に回答して欲しい旨のメールをF.E.A.R.に送りました。
長いので畳んでおきます。


読んで気付いた奴と運よく知れた有識者様の指摘をまとめて入れてます。
もし抜けがあるやんと思ったそこのあなた、ぜひF.E.A.R.にフィードバックをよろしくお願いします。
その質問の答え知ってるという方、教えてくれると嬉しいです・・・


感想はCRCの目次順に行きます。


感想:本書の読み方
クロウリングケイオスの略称がCCじゃなくてCRCなのはびっくりしました。
CoCのoにRをぶち込んだ感じが割と好きですが違和感はあります。
キャラクターシートにはCCと書かれてるのでまだ諦めてないです。


感想:ワールドパート
神話生物で怖がらせるCoCと最強パワーで怖いものなしのダブクロは嚙み合わせ最悪だと思っていたので、よくここまでオーヴァードが恐怖する理由を盛り込んだなと驚きました。
レネゲイドの設定自体まで変更点を遡ったのは英断だと思います。
特に非オーヴァードが重要な本ステージで《ワーディング》の使用を制限したのもイメージに合いました。
PCが簡単に《ワーディング》を使えることで発生してた面倒に基本ステージで覚えがあるので(NPCと会話するシーンでとりあえずワーディング等)。

UGN劣勢のステージだからDRのエンドラインに近いです。
私事ですが最近アマプラでとある作品(グロ注意)を観てエンドラインのUGNが少し想像できるようになったのでエンドラインが好きになったし、そういう意味でCRCステージも好きです。

あとネットで神話生物を見たら、神話生物を兵器運用したらなど、ダブクロでCoCするときに求めてた厨二チックな要素も取り上げられてます。
そもそもの有名神話生物の説明が22ページのボリュームでお届けされてるのも、あの分厚いCoCルールブックを買わなくていいのでCoC知らない人に優しいかもです。
ダブクロ×CoCの設定資料集としてなら購入をオススメできるだけの情報量がワールドパートにありました。


感想:プレイヤーパート
残念ながら、CRCのデータ部分はダブルクロスのレベルに達していませんでした。
データ目当てで購入すると虚無虚無なのでオススメしません。
内容がかなりネガティブなので畳んでおきます。苦手な人は見ない方がいいです。


・・・

サンプルキャラだとシンドローム教師の真理の狩人ちゃんが一番好きです。
twitterの公式紹介の画像4枚からハブられて巻頭コミックにもいないので、CRCを買わないと出会えません。レアさがある。
p.104の脚注「0が1つ以上含まれていた」で禿げそうになってるので救ってあげたいです。


感想:ゲームマスターパート
主にスポットルール→ホラー講義→Mエネミーの順で記述されていました。
一部それルールか?とかそれあなたの感想ですよねみたいな物もあります。

◆ラピッドブレイク
面倒なイベント、処理を侵蝕だけ上げてぶっ飛ばすルールです。めちゃくちゃ良い。
逃亡ルールの圧のかけ方はいつまでも終わらないゾンビ情報収集みたいなのでラピッドブレイクしたいです。
サクッと飛ばしたいけど圧はかけときたいことあるので、それを公式が用意してくれるとGMの即席ハリボテ感が薄れてありがたい。

◆PCが部屋にたてこもった
もはやルールでもなんでもなくないですか?

◆シルバーキーカード
グロ苦手な人が手を挙げられる効果的なスポットルールでした。
ルールになってることで人対人の生々しいやり取りを機械的に処理することができます。
基本ステージにも逆輸入したいです。

◆探索イベント
探索イベントはRP付きの情報収集なので、すでにやってる卓も多いでしょうし取っつきやすいと思います。

◆ホラーとしてのダブルクロス
9割メインライターの主観によるTRPG学級会の回答です。
言い切り過ぎな部分もあるので話半分に読むの推奨です。

◆ワーディング
《ワーディング》の効果の具体例を出してくれたのはありがたかったです。
基本ルルブのフレーバーがふわふわしてるのと自分は引き出しが少ないので。

◆Mエネミー
自分はかなり高評価なんですが、周りを見た感じCRCで評価が真っ二つに割れてる要素だと思います。
まず、エネミーをPCと同じように組むのは負担が大きいと考えています。
(例)エネミーの攻撃のフレーバーが想像できてる
→それを元にデータを組もうとする
→フレーバーに基づくシンドロームだと欲しいデータが取れない
→データを取れるようにフレーバーを変更する
→以下ループ
よくある流れです。そしてエネミーはデータ量もPCの比じゃないのでめっちゃ時間を食う。
これらのデータ部分を汎用的な物(パークという新データ)で置き換えて、数値はでっち上げて、フレーバーは好きに言い張って簡単にエネミー作ろうというシステムです。
既存のエフェクト等は詳細なフレーバーが記述されてるので、拘るとどうしてもデータの採用に制約がかかってきます。
それを誤魔化すエネミー作成時短の動きを公式が示してくれた、良いと思うんだけどな・・・
ただ、Mエネミーの特殊効果の部分は新たに発生してるGMの負担なので、パーク化して欲しかったなとは思います。
汎用的なパークや特殊効果は既存データを使うことで得られていた説得力が失われるので、それに抵抗があると低評価になる印象です。
説得力と作成の簡単さはトレードオフだと思っていて、どこまで許せるかは人に寄ると思います。

ちなみにMエネミーのパークや対象場面(選択)からすごいメタリックガーディアンを感じました。
少しだけ親近感が湧いたので遊んでおいてよかったです。でも場面(選択)はエラッタして欲しいです。


感想:シナリオパート
聖徳太子(p.159)を崇めよ。
回すなら「シナリオ2:インキュベーターの楔」がオススメです。

追記:
賛否両論のシナリオ1は別システムのサンプルシナリオと酷似しており、すでにお気持ち表明した内容と被る箇所があるため省略しています。
以下のシナリオでは「言うまでもないことである」のおそらく元祖が登場します。繋がりましたね。

感想:アペンディクス
戦闘ルールをサマリーにするのは初心者に優しくていいと思いました。案外まとまるもんだなあって
このサマリーでエフェクト使用時の侵蝕上昇のタイミングが変更されています。
フィーリングだとミスな気がしますが正確には公式の回答待ちです。
サマリーには魔術のルールもまとめて欲しかったです。
術式と魔導書の対応表も欲しかったです。

追記:
表紙裏のレコードシートでタイタスのルールが変更されています。
フィーリングで解決できるレベルを超えてるので卓前にコンセンサス取りましょう


最後に
世界観や追加要素が意欲的で面白いだけにデータ部分が杜撰すぎて残念でした。本当に
早々にエラッタとFAQを行って欲しいけどF.E.A.R.に問い合わせても具体的なレスポンスがないので先が見えない。
あとbookwalkerで電子版出て欲しいです。bookwalkerは紙より早く自動でエラッタしてもらえるので。
今のCRCはダブクロ経験者にとても勧められない一冊です。特に裁定の聖域である基本ルルブ侵犯ムーブは運が悪いと脳が破壊されそう。
ダブクロ知らない人は、ダブクロ×CoCの世界観に興味があってデータとかどうでも良いならCRCオススメです。
データとかどうでも良い人がダブクロに定着するかは疑ってます。

しかしCRCは追加サプリの発売が決定しています。CEみたいなやつです。
そこでFAQもエラッタも難しそうなルール用語が再定義されるかもしれません。フィードバックすればまだ希望はある。
CRCステージは非オーヴァードNPCがオーヴァードをボコれる魔術を習得できてるので、今はまだ遊べないレネビだけじゃなくて、非オーヴァードのPCを遊べるルールとかちょっと期待してます。
ダブクロか?とは思いますがここまで来たらいっそ振り切ってみて良いかもしれない。
他にもDロイスやら何やら追加されるらしいのでそれらを楽しみに、卓に参加するまでCRCから一旦離れます。
ありがとうございました。





本作は、「矢野俊作」「有限会社F.E.A.R.」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。(C)矢野俊作/F.E.A.R.

Posted by

Comments 0

There are no comments yet.